心へ記憶
生菓子を頂くときに付いている太めの楊枝を「黒文字」といいます
黒文字という木で作られています
黒文字は清々しい香りで、殺菌作用や鎮静作用が高く、アロマオイルやハーブティーもあるんですよ🌿
そんな自然の恵みの一つの黒文字
利休さんは招いたお客様の為に木を削って、都度作っていたとのこと
客はその黒文字でお菓子を頂いた後は懐紙にくるんで持ち帰ります
当時はカメラなども無く、亭主の思いの籠った設えやお道具を心に記憶して
唯一持ち帰った黒文字にその思い出を詰込んでいたようです✨
まぁ、今でもお茶室で写真をガンガン撮るのはNGですけどね😅
私は20数年通っているお稽古でも、写真が撮りたくて先生に撮って良いか尋ねたのはほんの数回だけです
あと先生が席を外された時にこそっと撮ったことが数回 ← って、撮るんかい Σ\( ̄ー ̄;)
おっと、話が逸れてしまいました…
見たモノ聞いたコト、食したものも感動が合わさると心に残りやすいですね☺️
客の為に心を込めた亭主と、その亭主が心を込めてくれたことを思う客が
その一度きりの時間と空間をを共に楽しむ
その一期一会が、茶道の、そして日本のおもてなしだと思います
ただ茶道の時だけでなく、日常の何でもない時でも丁寧に過ごすってこういうことなんだろうなぁとつくづく感じます(*´꒳`*)
毎日慌ただしく過ぎていくことが多いけど、
少しでも丁寧な時間や、感動して心に記憶することを増やしていきたいものですね
❄️❄️🍵❄️❄️
大人の茶道部
今月は12月17日です
一服のお茶を楽しく美味しく飲むことから始めましょう🍵
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