天子南面す

茶道で使う懐紙
お菓子をのせてお皿代わりに使います😊

よく真半分ではなく少しずらして折った懐紙にお菓子がのってることがありますよね
あの折り方、慶弔で違うことをご存知ですか

下から上へ折る時に左側を上にずらすのが慶事

反対に右側を上にずらすのが弔事

ずれてるところが着物の打合せと同じように右前になっているのが慶事なんです

ちなみに、右前の「前」とは時間が前(先)ということだそうです
つまり、右側を先に身体に合わせるので右前なんです

また「天子南面す」という言葉からきているともありました
天子、天皇や皇帝は北に背にして座り、南を向いて君臨している、ということで
南を向くとその左側が東にあたり、日が昇る東が優位だという考え方です

優位な左側が右側より高くなっているのが慶事ということになります

紙を折るだけでも、そんな意味があると知っていると、何だか心が豊かになりますね


🍁🍁🍵🍁🍁
大人の茶道部
次回は10月21日です
一服のお茶を楽しく美味しく飲むことから始めましょう🍵
詳しくは⇨こちら

茶道セラピスト ~和~

心を癒す一服のおもてなし

0コメント

  • 1000 / 1000