お道具に寄り添う…とは
薬師寺で行われる裏千家淡交会奈良支部の研究会に行ってきました
講師の業躰先生からその日の課目をご指導頂きますが、それ以外に細かな所作や心構えも教わります
今回の課目は
台子初炭
行之行台子
平花月
行之行台子は奥伝なので、市販されるテキストなどはありません
先生の口から伝えられたのが全てなので、こういった研究会は一つ一つ学べとても貴重な時間です
そして、今回の研究会の中で私が印象的だった業躰先生のお話は
✨お道具に寄り添う✨
ということでした
ある粗相をしやすい所作、それを無難にこなす為の方法として業躰先生が
お点前の前に、お道具によろしくお願いします、と言うのです
お道具に寄り添うことで、お道具もこちらへ寄ってきてくれます
と、仰っていました
私は、自分のお稽古場ができてからは、準備ができた時はよろしくお願いしますと言い、
片付けが終わって閉める時はありがとうと言って帰ります
通勤時、地下鉄からお稽古場のマンションが見えたら手を振っています
あ、心の中でだけですが(笑)
これからは、お道具たちにもきちんと挨拶したいと思います
お稽古場にもお道具にも寄り添えるように✨
ちなみに、今年の私のテーマは✨私に寄り添う✨
今年初めに受けたメンタルハーブの勉強会での《メンタル書初め》で思いを文字として表しました
✨寄り添う✨って心にゆとりがないとできませんよね
ゆとりを持って、緩やかに、丁寧に
自分にもお道具やお部屋、ご縁のある方々やモノに寄り添っていきたいと思います
一服のお茶を楽しく美味しく飲むことから、ご一緒に茶道を始めませんか(*˘︶˘*).。.:*♡
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